series2が出ている中なぜ今さら初代?と思われるかもしれません。
新モデルが発表されたので初代apple watchの価格推移をヤフオクでみていたところ、8月に買ったばかりのステンレスタイプがapple care付きでなんと2万をきろうかという価格で出品されていました。しかも入札なし。
衝動的に入札してみたら、落札できてしまったというのが衝動買いしてしまった理由です。
そんな私が、なぜapple watchに手を出したのか。
それは上記のように値段が安かったことと、iPhone 3G以来iphoneを愛用してみる身としては、iphoneとの連携や一体感を体験してみたかったのが理由です。
ですが、そこまでかかるとなると、その値段を出してまで欲しいわけでもないですし、新モデルは見た目も変わらず、防水もGPSもフェリカも私には今は不要、となると安い初代でよし、ということで値段と自分への言い訳に折り合いをつけ買ってしまいました。
■まず外観です。
今回購入したステンレスモデルは改めてみてもかなり高級感があるなーっというのが最初の感想です。特に金属ケースと周辺の湾曲ガラスディスプレイとの接続部分など、非常に美しく加工されています。丁寧に、お金かけられてつくっているなーという印象です
また鏡面仕上げと艶消しの違いもあり単純比較はできないとは思うのですが、直観的にみると物としての質感はapple watchの方が上であると言わざる負えません。
先ほども上で記載したように、つくりこみの質が非常に高いと思わせるapple watchです。デザインがシンプルだけにその質の高さがとても際立ちます。思った以上に持ってて良いと思わせる作りだと思います。
ただしこれは無印のapple watchとの比較であって、値段の近いapple watch sportsと比べるとそこまで差はないかもしれません。
逆に言うと値段が半分以下のpebble time steelはかなり健闘している方なのではないでしょうか。
スマートウォッチの見た目といえば、主役はディスプレイですね。なんせ文字盤を見るための製品ですから。
これも残念ながら綺麗さだけで言えばapple watchの圧勝です。方向性が全く違うので当たり前ではありますが、pebble time steelはコントラストがイマイチで、室内だとかなりくすんで見えてしまいます。
一方野外だとその評価は逆転します。外光を取り入れることにより、pebbe time steelのメモリ液晶は非常にはっきりと視認でき、とても鮮やかに時間を確認することができます。しかしapple watchは野外だとディスプレイの輝度を高くしてもとても見えにくいです。
■ディスプレイデザイン
初代のpebble steelはその点とてもバランスが良くいいデザインだったのですが。。。
正直time steelは何とかならなかったのかなと思います。これら問題点のため、せっかくいろんな盤面を選べるというメリットがあるにも関わらず、黒縁が目立たない盤面を選んでしまうことになり、メリットを生かせていないと思います。この点はpebble time2に期待です。
数日の旅行なら充電がいらないpebble time steelは安心感が違うので比較対象のレベルではないです。
■アプリ
pebbleはそれほどリッチなアプリはないものの、基本にきびきび動いており、あまり待たされるということはありません。
一方今使っているapple watchが、大幅に速度の向上があるといわれている、watch os 3ではなく、まだwatch os2であることも原因としてあるかもしれませんが、かなり待たされます。
ただしグランスと呼ばれる画面をスワイプして使う、ショートカットのようなものを使う分にはとてもはやくいので、グランス以外は使わなければ問題ありません。
しかしあれだけアプリがあることを推してててこのスピードはがっかりですね。バッテリーの持ちなどとの問題もあるのでしょうけど。。。
接続の安定性については、apple watchは専用機であり、さすがのひとことです。iphoneのbluetooth圏内に入ると、ほぼ確実にペアリングしますし、切断もほぼないです。ほかのスマートウォッチですぐペアリングが切れてしまい、いらいらしたことがある方であれば感激するくらいだと思います。ここに関しては私は大満足満点です。
pebbleに関してはつながれば安定しているのですが、たまーに再接続をしようとするとまったくつながらなくなり、一度ペアリングを解除しなければいけないなどの現象が発生します。
しかし、それ以外は基本安定しており、それほど問題はないと思います。
しばらく使っていると何となくわかってくるのですが、なんでこの操作?と思う個所もあり、以前の誰にでもわかるiphpneのUIはどうなった?と思わなくてもないです。
一方pebbleは右側の上中下と、左側の戻るボタン配置になっています。
上下を押すと上下に動き、真ん中で決定、左のボタンで戻る。
すばらしいです。全く迷わない操作系だと思います。
ただボタン操作はまどろっこしいところもあるので画面タッチを使いたくなりますが、そうすると複雑になりすぎてしまうのですかね。むずかしいところです。
物としての満足感を与えるだけの質を、apple watchにはもっていると思います。見た目の高級感やたたずまいなど、少し高めの時計の雰囲気は十分持っていて安物買わされたされた感じはまったくありません。
ただ、それだけに、スマートウォッチとしての便利さとそれらの上質な品質とうまく組み合わさっておらず値段とデザイン機能とがちぐはぐになっている点が、とても気になります。
機能や性能を追求するのであれば値段は高めにして高級時計+少しの便利さ、といった方向の方がよかったようにも思いますし、
機能を優先させるのであればもっと値段を安めにして便利さを追求してもよかったのではないかと思います。
結局今回の新機種の発表で、editionの100万以上のモデルでは消えてしまいましたが、これら最高機種を購入した人たちへは、ハード的なアップデートはされずじまいでしたしね。100万レベルの時計を買わせたのなら終わらせてよいとはとても思いません。
一方pebble time steelは機能優先(通知、バッテリー駆動、常に時間がわかるなど)しつつも、多少の高級感を出してきた製品です。
とはいえ何年も使い続ける製品でないのはわかっていると思うので、新製品がでたら買い替えられるぐらいの値段で出しているところがブレがないように思います。
■最後に
個人的には値段が安かったのもあるので、今のところはかなり気に入っていますが、いい意味でも悪い意味でもapple watchは装飾側(もっと言えばドやするための製品)、pebbleは実用品という感じです。
いろいろと書きましたが質の良さはiphoneで折り紙つきですし、OSがこなれてきたらよい製品だと思います。今後time steelの後継であるpebble time 2も出ますし、届いたらまた改めて比較してみたいと思います。
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